平成18年度第1回会員研修会 八若保孝教授

本年度第1回会員研修会が札幌市男女共同参画センター(札幌エルプラザ)にて北海道大学大学院歯学研究科口腔機能学講座小児・障害者歯科学教室の八若保孝教授を講師に迎え 「私の考える小児・障害者歯科臨床におけるう蝕予防」と題して開催されました。

この中で、八若先生は北海道大学病院歯科診療センターにおける小児歯科、障害者歯科外来における主訴・処置内容分析から、近年はう蝕予防処置や定期管理を希望される割合が増加していることに触れ、小児のみならず障害者においてもう蝕予防が重要であり、そのためにはフッ化物応用が必須であることを強調されました。

また、北海道大学で積極的に研究されているグラスアイオノマーセメントについても解説され、フッ素徐放性やフッ素リチャージ効果の利点からグラスアイオノイマーセメントがシーラント材や充填材として非常に有用であることを解説され、明日からの臨床からすぐに役立つ情報にとても勉強になりました。まなみ歯科へのリンク