会員研修会 第59回 瀧口徹先生講演する!!
瀧口徹先生に遠路スリランカから来ていただき、以下の項目について、ご講演いただきました。難しい問題を大変懇切丁寧に作製されたスライドで面白い話の展開をされ、豊富な経験と科学的なデーターに基くご説明をいただきました。
会員はもとより、新鮮な論理展開と内容に大変感銘を受けました。受講して得した!!
瀧口先生ご略歴: JICA専門家 兼 スリランカ保健省政策顧問、元厚生労働省歯科保健課長、元厚生労働省歯科医療管理官、元東京医科歯科大学教授
演題 日本の歯科保健の未来を決めるもの
1)健康増進法による健康日本21運動の展開
2)8020運動関連予算の効果
日時 平成19年2月24日(土)午後4時40分〜6時50分
場所 北海道歯科医師会館 2階(札幌市中央区北1条東9丁目)
講師 元厚生労働省歯科保健課長、元東京医科歯科大学教授
JICA専門家、スリランカ保健省政策顧問 瀧口 徹 先生
講演概要
1.日本の歯科保健の未来を決める7つの要因
1)健康増進法による健康日本21運動の展開
2)8020運動関連予算の効果
3)8020推進財団の機能
4)介護保険に対応した歯科保健・医療の確立
5)自治体におけるフッ化物利用に関する動向
水道水フッ化物添加(Fluoridation)、
フッ化物洗口法(FMR)等
6)厚生労働科学研究等の進展
歯・口腔の機能と全身健康状態との関連、
う蝕、歯周疾患等の新たな診断技術の開発等
7)歯科保険の研究・研修に関する厚生労働省研究機関
(国立保健医療科学院口腔保健部など)の機能等
2.フッ化物利用の動向と課題
1)フッ化物洗口法
(1)厚生労働省局長通知に至るまで
(2)フッ化物洗口普及の課題
2)フルオリデーション
(1)厚生労働省の期待できる役割は何か
(2)フルオリデーション普及の課題
3.国際貢献