第32回定時総会記念シンポジウムのご報告
平成27年4月18日、札幌アスペンホテルで北海道保健福祉部健康安全局地域保健課の新里勝宏先生、北海道歯科医師会常務理事松崎弘明先生、旭川歯科医師会加我英史先生、札幌歯科医師会理事大森幹朗先生をお招きして総会記念シンポジウムが行われましたのでご報告致します。当日は本会会員を含む49名が参加しました。講演後には質疑応答が行われ、盛会のうちに終了致しました。
総会にてご挨拶いただいた富野晃北海道歯科医師会会長
シンポジストの大森先生、加我先生、松崎先生、新里先生
シンポジウムの様子
ご講演中の新里先生
新里先生からは、フッ化物洗口普及事業の5年間?全市町村での実施を目指して?と題して講演いただきました。北海道の8020推進条例に基づく歯・口腔の健康づくりに関する基本的な計画の重点施策の一つである、保育所・小学校等におけるフッ化物洗口の推進の現状や今後の課題についてお話いただきました。
松崎先生からは、北海道歯科医師会のいままでの取り組みとこれからの課題と題して、フッ化物洗口の推進に至った経緯や、シンポジウムやセミナーの開催、ラジオCMやテレビCMの製作について、さらにはこれからの展開として水道水フロリデーションについてもお話いただきました。
加我先生からは旭川歯科医師会としての取り組みと題しまして、旭川がどのような経緯でフッ化物洗口が広まったかを地元の各団体とのやりとりを交えて詳細にわかりやすくお話いただきました。
ご講演中の大森先生
大森先生からは札幌歯科医師会の現況報告と題しまして、保育園に対するフッ化物洗口の推進事業を中心に札幌歯科医師会としての取り組みについてお話いただきました。(中村光一)