第31回むし歯予防全国大会 in 沖縄 掘り返し医療で国民の口腔の健康は獲得されるのですか?
平成19年11月23日午後2時から4時間、第31回むし歯予防全国大会が、沖縄県男女参画センター「てぃるる」(那覇市)において、日本むし歯予防フッ素推進会議、沖縄県歯科医師会、沖縄県主催で開催された。
テーマは「むし歯ゼロへの近道、フッ化物応用」で、朝日大学歯学部磯崎篤教授の墓調講演及日本歯磨工業会の山本氏、沖縄県福祉部の玻名城歯科医師からの報告、高江洲東京歯科大学名誉教授、沖縄県福祉部の新里歯科医師、具志川歯科診療所の玉城院長の3名のシンポジストによる発表の後、シンポジュウムがあった。。
基調講演では「むし歯予防法は、発生要因から考えて大きく二つに分けられる。㈰むし歯に対して抵抗性の強い歯質をつくる、㈪歯の表面環境を清潔な状態に保つこと、の両者が必要である。むし歯に対する歯質の抵抗性を高めるには、フッ化物による歯質強化を行うこどが必要である。世界の他の先進諸国では、フッ化物応用の普及が進み、むし歯は劇的に減少した。しかし、わが国が依然として、フッ化物普及の遅れが原因であり、フッ化物応用の普及の推進が最擾先課題である」 またンンポジウムではフッ化物応用の普及をいかにすすめるかについて、各々の立場からの提言がなされました。
「掘り返し医療で国民の口腔の健康は獲得されるのですか?」「掘り返し医療という不幸から国民を救い出せるのは、フロリデーションしかありません」という玉城歯科医師の発表に大きな拍手が沸き起こったのは印象的でした。北海道からは、八重樫、葭内夫妻、安彦の4名が参加しました。
詳しくは、日本むし歯予防フッ素推進会議ホームページ、http://www.nponitif.jpをご覧下さい。